古事記への想い。

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最初、私がラノベ風の古事記をはじめた時はたった1人でした。

その頃はまだ古事記をラノベ風になんてしたら、何をされるかわからないような怖い空気感があって。

 

『きっとこれ、公開したら、すごい叩かれて、私、精神めちゃめちゃ病んで、潰されそうになるんだろうな…..。でも負けない。どっからでもかかって来やがれ。古事記は私が日本の常識に戻す。』
なんて、トゲトゲした気持ちで。でもやっぱり怖くて、天武の御陵まで行って、ある約束もしてきた。なんか、気持ち的な許しが欲しくて。

 

でも、この時は、奈良の観光地をたいして調べもしないで行ったのに、色々な嬉しい偶然が起こって。何だか古事記をラノベ風にすることを許してもらえたような気がした。

 

それで意を決して実際に公開してみると、みんなは私が思っていたよりもずっとずっと優しくて。私なんかよりもっと詳しい人もたくさんいるのに、その人たちはさらに優しくて「一緒に古事記を広めたい」って声かけてくれる人もいて。今の私は、そんなたくさんの素敵な人たちに恵まれ囲まれていて、当初から夢に描いていたことが、手を伸ばせば届きそうな環境にまでなった。

 

それなのに、今の私は子育ての真っ最中で。ただ生きるだけでもいっぱいいっぱい。創作なんてできる時間なんてどこにもないから、無理して作ってる。本当はたくさん本も読みたいし、いっぱい勉強して、現地に行って色々見て、200%のものを出したいのに、倉野さんの古事記一冊片手に、これでなんとか許して……って悔しくなることもたくさんある。

だから、子供を負担に思うこともある。

でも、未来へ託すことの尊さを教えてくれたのもまた古事記で。目の前の子供も心から大切に思っているし、望まれている命も諦めたくない。

 

だから、今は動けない。

 

でも、古事記に対する『好き』の気持ちは確実に広まりつつあって。その波は日々高くなっているように感じる。

 

残念ながら、現状の私はサーフィンできる環境にないけれど、例え私が波に乗れなかろうが、私が古事記の足枷にはなりたくない。

だって当たり前だけど『古事記』はみんなのものであって、ラノベも私の専売特許じゃないから。

だから今、私はみんなが語り部になれる環境作りがしたい。

つい最近まで、何の悪気もなくほぼ無断転用しているような人たちにモヤモヤして、悲しい気持ちになることも続いたけど。でも、その行動を『悪』にはしたくない。だって、その人もきっと「好き」の気持ちでやっていることだし、その人が語る古事記も、きっと「好き」になってくれる人がいるから。

ラノベ古事記と言えば小野寺優だよね!』ではなくて『え、知らないの?古事記ってラノベみたいで面白いんだよ?ってか、古事記知らないってやばくない??自分の国のことだよ??』を私は目指したい。

なら、どうしたらそれがより現実として近づいてくれるか、色々考えた。

とにかく、私は動けない。でも古事記とラノベは相性がいい。古事記がラノベ風になれば、しかもそれが漫画やアニメにでもなったら。絶対にもっともっと好きになってくれる人が増える。だから、「ラノベ」×「古事記」が「小野寺優」に縛られなくてもいいように、うちの子たちをみんなフリー素材として解放しようって結論に至った。

みんなが自由に使えるようになれば、きっともっとたくさんの語り部が生まれて、もっともっとたくさんの人たちに古事記が届くんじゃないかって。

というのも、古事記を好きになって『広めたい!!』って気持ちになっても、どうしても性質上、『たいした知識も無いのに』『ちゃんと信仰をしている人もいるのに不敬な』って言ってくる人たちが一定層いて、もちろんそれは正しくて、その気持ちも大切だと思ってるんだけど、でも、目の前の現実として、古事記は日本人の常識ではないから。正論も敏感になりすぎると、せっかく古事記を好きになってくれた人たちを潰してしまう。

だから、ラノベ風古事記を言い訳に使ってほしい。

原文と違っても、『アイツが悪いんです』って言えるような逃げ場になりたい。知識がなくても気軽に『古事記が大好きでこんなん作ったの!!見て!!!』って言えるように。その作品が例えば何か間違ってたり、「不敬な!」って言われても、「古事記もラノベにされる時代だから。」って逃げられるように。誰かが踏み出す一歩をお手伝いしたい。

それに、私だってそんなに詳しいわけじゃないのに、本当に詳しい人ほど優しく接してくれるから。だからきっと大丈夫。好きで活動していれば知識はあとからだって付いてくると思うし。そして知れば知るほどわからなくなってさらに恋をするんだ……(沼)

ただ、一方で「古事記」で検索すると一番に出てくる責任も感じていているので、ここはお友達に手伝ってもらって、原文がすぐに確認できる環境も整えようとは思っているけど….それは追い追い。

それともうひとつ。

できることなら、古事記でお金を生んでほしい。

古事記を好きになると、きっと神様たちにも恋をすることになる。

そうすると、神社やそのゆかりの地域の経営がパツパツなことに気づいて「何かの役に立ちたい」って感情が芽生えてくる。(たぶん。少なくとも私はそう思った。)

大好きな神様たちを守りたいってきっとあなたは思うはず。

お金に対して、過度な罪悪感を持っている人はいる。お金を稼ぐことに対して汚い印象を持っている人もいる。でも今の私たちが生きているのは、資本主義の世の中だ。時代の流れでお米がお金に変わっただけであって、神様たちが形を留めるためにはお金が必要だ。

もし、あなたが古事記からお金を生めるようになったら。

 

もちろん、あなた自身がそのお金で神社に貢献することもできるけど、それより何より、『あやかりたい人』が必ずでてくる。お金の周りには人が集まる。そしたらきっと、次は企業が動く。大きな力が働けば、ブームが起こせる。

 

結果、古事記ゆかりの地域、神社はもちろん。もしかしたら考古学や教育機関の分野にもお金を回せる仕組みができるかもしれない。

 

この「古事記が好き」「日本が好き」の感情で生み出されたお金はきっと日本にとっていい流れを作ってくれる。

 

私はその流れを生むお手伝いがしたい。

だから、うちの子たちでお金を生み出すことができるなら、ぜひ使ってほしいのです。

….とは言っても、私も大切に育てて来たキャラクターなので、一柱一柱愛してるし、変な風には使われたくない気持ちもある。

なので、古事記projectさんにもご協力をいただいて、最低限の利用規約をまとめました。

あくまでも、うちの子たちは元の神様たちがいてこそ生まれた子なので、キャラクタービジネスと比べたら、かなりゆるい規約になっていると思います。

ここまで読んで、「いやいや、金なんて生めねぇよ…」って思った方でも、創作に使っていただいて大丈夫です。

「いやいや、創作なんかできねぇよ…」って思った方は、アイコンや、ツイートや、ブログなんかにも勝手に使っていただいて大丈夫です。

「どうしよう。何もできねぇ…」って思った方は、どこかで古事記が話題に上がった時に「え、知らないの?古事記ってラノベみたいで面白いんだよ?ってか、古事記知らないってやばくない??自分の国のことだよ??」って言ってくれたら嬉しいです(笑)

動けない私の代わりに、この子たちのことを古事記を広めるのに使っていただけたら喜びます。

初めての試みだから、どんなことに使われるかわからないし、怖い人に乱用されちゃったらどうしようとか、なんかよくわかんないうちに炎上しちゃったらどうしようとか、不安はあるけど….

でも、「古事記を好きな人に悪い人はいない」って、ラノベ風古事記のサイトをはじめた時に、感じたことなので、うちの子たちのこと、うまく使っていただけたら嬉しいです。

【イラスト・キャラクターの利用規約】

http://kojiki.co/kiyaku-img.html

 

あと、最後まで読んで来ださった心優しい方に、こっそりお知らせ。

KADOKAWAさんから、「ラノベ古事記」中下巻、発売の許可をいただきました!!

環境が環境なので、まだ全然進めていないけど…..でも、日頃から応援してくださっているみなさんのおかげですっ!!!ありがとうございますっっ!!!!

でも、まずは目の前の家族を大切にしながらの創作活動になるので、まだまだ時間かかるだろうし、どこまでできるかわかりませんが….

それでも、今、できる限りの愛を詰め込みたいと思いますっ!!!

これからも、みなさんに喜んでいただけるコンテンツ作り、頑張ります!

今後ともどうぞ、よろしくお願いしますっ> <!!

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