古事記 用語辞典

古事記に出てくる主な用語をまとめました。

あ行

葦原の中つ国(あしわらのなかつくに)
ー私たちが住んでいる地上。

吾妻(あづま)
ー関東地方のこと。ヤマトタケルが東で「あづまはや・・・」って呟いたのが起源きげん

天つ神(あまつかみ)
高天原たかまがはら出身の神様。

天磐船(あまのいわふね)
ーニギハヤヒが高天原たかまがはらから乗ってきた船。

天岩屋戸(あまのいわやと)
天照大神アマテラスが引きこもった岩屋戸。

天の浮き橋(あまのうきはし)
高天原たかまがはら葦原の中つ国あしわらのなかつくにの間にかかっている橋。

天沼矛(あまのぬぼこ)
ーイザナギとイザナミが別天つ神からもらった、玉で綺麗に装飾された矛。海でこおろこおろすると島ができる。

天御柱(あまのみはしら)
ーイザナギとイザナミが淤能碁呂島おのごろじまで建てた神聖な柱。

出雲大社(いずもおおやしろ)
ーオオクニヌシが祀られている大社。

伊勢神宮(いせじんぐう)
天照大神アマテラスが祀られている神宮。正式名称は「神宮」。ご神体は八咫鏡。

石上神宮(いしがみじんぐう)
ーフツノ神が祀られている神宮。フツノ神は、国譲りの時に、タケミカヅチのケツに刺さった剣が神格化したもの。神武が熊野で困った時に、タカクラジがくれた。

稲城(いなぎ)
ー防御のために城の前に作る稲を積んだ柵。

誓約(うけい)
ーどちらが正しいか、今後の行動が正しいかなど、考えても分からないことがあった時に占うこと。

歌垣(うたがき)
ー昔の街コン。親公認でお持ち帰りOK ★

采女(うねめ)
ー朝廷の女性のお手伝いさん。

蝦夷(えみし)
ー東北の未開の地。または、そこに住む人。

大神神社(おおみわじんじゃ)
ーオオモノヌシが祀られている神社。奈良の三輪山にある。

か行

旧辞(きゅうじ)
ー古事記より前にあったって言われている、日本の歴史書。

百済(くだら)
ー古代の朝鮮半島南西部にあった国家。

国造(くにのみやつこ)
ー古代日本の行政機構において地方を治める官職のこと。今の県知事みたいな感じ。

熊襲(くまそ)
ー南九州のこと。または、そこに住む人。

熊野(くまの)
ー和歌山県南部と三重県南部らへん。神武が八咫烏をもらった場所。

久米歌(くめうた)
ー神武と一緒に東征した久米兵が敵に勝った時に詠った歌。

高句麗(こうくり)
ー古代の中国東北部南部から朝鮮北中部らへんにあった国家。

別天つ神(ことあまつかみ)
ー一番最初に生まれた5柱。

さ行

斎王(さいおう)
ー伊勢神宮で奉仕した巫女のとってもエライバージョンの人。

斎宮(さいぐう)
ー伊勢神宮の近くの、斎王が住む宮。

祭祀(さいし)
ー神々や祖先などをまつること。

潮乾珠(しおふるたま)
ー山幸彦が豊玉姫にもらった魔法のアイテム。かざすと潮を引くことができる。

潮盈珠(しおみつたま)
ー山幸彦が豊玉姫にもらった魔法のアイテム。かざすと潮を満たすことができる。

殉死(じゅんし)
ー古代で主君が亡くなった時に、お墓に一緒に埋まること。生き埋めか自殺かは不明。垂仁の時代に禁止する。

新羅(しらぎ)
ー古代の朝鮮半島南東部にあった国家。

住吉大社(すみよしたいしゃ)
ー朝鮮三国を守るため、神功皇后がソコツツノオ、ナカツツノオ、ウワツツノオを祀作った。

正史(せいし)
ー 国が正式にまとめた歴史書のこと。

た行

大悪天皇(だいあくてんのう)
ー雄略ことアホの子のこと。武烈もそう呼ばれてたらしい。

高千穂(たかちほ)
ーニニギが高天原たかまがはらから葦原の中つ国あしわらのなかつくにの最初に降りたった場所。

高天原(たかまがはら)
ー天つ神たちが住んでいる天界。

土雲(つちぐも)
ー忍阪(奈良県桜井市らへん)の穴ぐらに住んでいた戦闘民族。

帝紀(ていき)
ー歴代の天皇あるいは皇室の系譜。古事記より前にあった日本の歴史書。

天孫降臨(てんそんこうりん)
天照大神アマテラスの孫のニニギが葦原の中つ国あしわらのなかつくにに降臨したから、天孫降臨。

天地開闢(てんちかいびゃく)
ー天と地がびゃーって、なんとなく別れたこと。

東征(とうせい)
ーイワレビコが日向らへんから大和らへんまで平定しながらお引っ越しして、神武天皇になった。

な行

ナマコ
ーナマコの口が裂けているのはウズメたんに裂かれたから(;∀;)

根の堅洲国(ねのかたすくに)
ー黄泉平坂の先にある地下の国。黄泉の国よみのくにとは違って、生者も住めるっぽい。

能褒野(のぼの)
ー三重県亀山市らへん。ヤマトタケルが亡くなった場所。

は行

埴輪(はにわ)
ー日本の古墳時代に特有の素焼の焼き物。垂仁が「人間埋めるのは可哀想!!」って言って、殉職を禁止したため、代わりに埴輪を飾ることにした。

隼人(はやと)
ー九州地方の民族。元祖は海幸彦(ホデリ)。

斐伊川(ひいがわ)
須佐之男スサノオがクシナダヒメと出会った川。ヤマトタケルがイヅモタケルと一緒に沐浴した川。

聖帝(ひじりのみかど)
ー仁徳のこと。

比婆山(ひばやま)
ーイザナギがイザナミを埋葬した山。出雲いずもの国と伯伎の国の間にあるらしい。

日向(ひむかい)
ー「ひゅうが」だと思ってた・・・ニニギ、山幸彦(ホオリ)、アエズが住んでた場所。

ま行

纒向(まきむく)
ー神武が東征して都を置いた場所。

(みそぎ)
ーなんか、汚れたところに行ったり、したりしたときに、水に入って清めること。よく神社の前で手を洗って口をゆすぐのは禊の簡易バージョン。

三輪山(みわやま)
ー奈良の桜井市にある山。オオモノヌシが祀られてる。

(もがり)
ー死が確立するまで喪屋に遺体を納めておく習慣

(もも)
ーなんか、聖なるチカラが宿ってるっぽい。

や行

八百万の神々(やおよろずのかみがみ)
ーもぅ、日本、神がいすぎて、数えきれないので、八百万って呼ばれてる。

八尺瓊の勾玉(やさかにのまがたま)
ー三種の神器の1つ。天照大神アマテラスが引きこもったとき、玉祖命が作ってくれた。

八十神(やそがみ)
ーオオクニヌシ(オオナムチ)のお兄さんたち。実際何人だったかは数えていない。

八尋殿(やひろどの)
ーイザナギとイザナミが住んだ淤能碁呂島おのごろじまの家。

大和(やまと)
ー奈良らへん。たまに日本って意味でも使われるからややこしい。

黄泉の国(よみのくに)
ー黄泉平坂の先にある死者の国。

黄泉醜女(よもつしこめ)
黄泉の国よみのくにに住んでる醜い女モンスター。レベルは5くらい。

黄泉津比良坂(よもつひらさか)
黄泉の国よみのくに、根の堅洲国の手前にある坂。

 

ら行

雷神(らいじん)
ーイザナギの身体から8匹生まれた。レベルは30くらい。

わ行

(わ)
ー中国につけてもらった日本の名前。

和邇(わに)
ー昔は口の大きなやつはみんなワニって呼ばれていた。フナとかサメとか。古事記内ではたぶんサメのこと。あのワニをはじめて見た日本人は、きっと「これぞワニ!!」って思ったはず。


日本の神話「古事記」 おすすめ本

古事記(池澤 夏樹)

古事記(池澤 夏樹)

現代語訳がとにかく丁寧で美しくて読みやすい作品です。上段に現代語訳、下段に解説が書かれています。現代語訳だけであれば、1日でサラッと読めます。

現代語古事記(竹田 恒泰)

現代語古事記(竹田 恒泰)

明治天皇の曾孫にあたる、竹田 恒泰さんの作品です。現代語訳は少し固い印象ですが、解説が面白いのでスラスラ読めてしまいます。日本が好きになります。

まんがで読む 古事記(竹田 恒泰)

まんがで読む 古事記(竹田 恒泰)

文章が苦手な方におすすめ。「現代語古事記」の竹田さんが監修されています。天皇記は無く、日本神話とヤマトタケルだけですが、子供でも簡単に読めます。