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ゆかりの地巡り
投稿日:2022/06/20 最終編集日:2022/06/14
こんにちは、超絶方向音痴のひこなんです。
今回は私の中では超イケメンで脳内イメージされている「建御雷神(タケミカヅチ)」のいる鹿島神宮のレポートです。
建御雷神さまとは、古事記では天照大神がいろいろ手を尽くしてもうやることがない、と困ったときに「なんとかして~」と頼んでしまうとても頼りになるナイスガイなのです。
庭猫もるさんの『超楽!古事記 国生みから日本建国までマンガで読む歴史書』に出てくる建御雷神がものすごくかわいくて私の中ではいつでもこのイメージです。マンガはかわいいんですけど、イケメンオーラが出ているのでぜひご一読ください。
しっかしあの顔で、国譲りの時は剣をさかさまにぶっさした上にあぐらをかいて座るんだから、すごいですよね。お尻痛くなかったのかな。
東京駅からバスが便利
いろんな行き方があると思いますが、私は東京駅からバスが便利だと思います。バスに乗ってしまえば迷わないし!(降りてから2~3分歩きます。地図も確認してくださいね)
他にはJR鹿島線の鹿島神宮駅、が最寄りの駅になっています。
鹿島線の鹿島神宮駅行きとか、水戸駅で見かけるたびに「いつか乗ってみたい」と思っています。
楼門を抜けるとシブイ拝殿が
鳥居をくぐって、楼門を抜けると右手に拝殿があります。
私が行ったときは神職さんが何かの行事をなさっていて、その状態でも参拝していいのかどうか迷ってしまいました。
そのへんを歩いていた人に「今って参拝してもいいんですかね?あれが終わるのを待っていた方がいいんですか?」と聞いてしまいましたが問題なかったみたいです。
春日大社へ送ってくれた鹿
奥宮へ続く道を進むと、左手に鹿が放たれている場所があります。
春日大社へ勧請されるときに建御雷神さまは鹿に乗っていった、という話もあるそうです。
鹿って乗れるんだ?!とか、茨城から奈良まで鹿でどのくらいかかるの??とかいろいろ興味津々です。
この中の鹿の祖先が、建御雷神を背中に乗せて奈良まで運んでくれたのかーと思うと鹿せんべいのひとつもあげたくなります。たぶんいらないって言われるかな。
奥宮への道が森っぽくて素敵
奥宮へつづく参道の周りがは木が茂っていてすごく素敵です。
なんかこう、いいことしてる感じ?がメキメキわいてきます~。
鹿園の手前に左右に行ける道があるので、そちらもおすすめです。
神社の森とか林って、木の葉っぱが揺れてるだけで、ちょとー、もしかして歓迎してくれてるぅ?ってウキウキしますよね。
奥宮には荒魂
鹿さんたちの場所を通り過ぎると、右手に奥宮があります。
こちらは建御雷神の荒魂を祀っているそうです。
こちらも派手さがなくて、シブくてカッコいい~
私が参拝した日はご年配の女性が奥宮の前で「ぴんぴんころり、よろしく!」って拝んでいましたが、うーんそれはハイレベルなお願いです・・人間さんの無茶ぶりに建御雷神困ってないかな~。
道を下ると御手洗池&売店
奥宮の背中側に売店があります。
その右側に少し下るイメージの道があって、この道を道なりに下っていくと御手洗池につきます。
御手洗池は、毎日湧き水がわいているそうです。すごいなー。どういうことなんでしょうね。
御手洗池のそばにお店があって、私が行ったときはお団子とか湧き水を使って淹れたコーヒーもありました。
神社ってついつい歩きすぎちゃうからちょっと休憩できると嬉しいし、おやつもおいしく感じます。
地震を止めている要石
御手洗池は奥宮の背中側の道を下りましたが、反対側の道を進むと要石の場所に到着します。
これは地下でナマズの頭を止めていると伝わっている石です。
茨城のヒーロー・徳川光圀さんがどこまで深いのか掘らせたんだけど、けが人がたくさん出たので断念した、という話が伝わっているそうです。
ほんとにナマズを止めてくれているのかもー。
以前「鹿男あおによし」というドラマで、ナマズを止めている杭を打ちなおす、みたいな話があったのでそれを思い出しました。
これからも地震を極力最小限にくい止めておいてほしい。
ところで古事記では国譲りのシーンで建御雷神と一緒に行くのは天鳥船神なんですが、日本書紀では経津主神と一緒に行くみたいです。
この経津主神を祀っている神社が香取神宮。
香取神宮にも鹿さんがいて、要石があるんです。
香取神宮と鹿島神宮は縁があるんですね。
香取神宮は千葉県ですが、こちらも東京駅からバスで行けますのでぜひ行ってみてください。
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