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つぶやき
投稿日:2026/10/10 最終編集日:2026/10/21
こんにちは!古事記大好き、小野寺です!!
あっという間に何年も前になってしまいましたが、平成から令和へと時代が変わったあの頃…..「これは古事記ブームの予感!」と私は、期待に胸を膨らませたものです。
結果、全く古事記の波、来ませんでしたね 笑!!!!!
なんでっ!?ねぇ、なんでっ!?
上皇陛下が存在する御代、200年ぶりやぞ!!!!!
リアルタイムの大嘗祭なんて、ジョジョを本誌でリアルタイムで読む以上にレアな体験やぞ!!!!!!
なんであんだけ天皇ムーヴきてたのに、みんな古事記読まなかったの!?!?!?
と嘆きながら考えたものですが、そもそも天皇陛下と古事記がどうつながるのか、古事記を読んだことがなければピンと来ないですよね。
私自身、古事記を読むまで上皇陛下のことは「なんでか知らんけど、よくテレビに出ている可愛いおじいちゃん」くらいにしか思ってなかったですもん。
でも、古事記を読んでからは、その見え方が全く変わりました……
今ではすっかり、最推し・天武天皇のお兄ちゃんの末裔です♡
え? 待って。それって、最推しから、結構、遠くないか?
え? いやいや、そんなことありませんよ。お兄ちゃんもいいですよね。天智天皇。中大兄皇子。かわいい。そこは異議なし。
桓武天皇って聞くと、ちょっとモヤッとするくらいです。
アウトだろ。コイツに天皇語らせて大丈夫か心配なんだが!!
大丈夫ですよ、たぶん! 難しいことをわかりやすく砕く記事には、定評があります!!!
ということで、今日は古事記好きの私が「ここがエモいよ、日本の天皇っ!!!」と思っているところを、なるべくわかりやすくお話ししたいと思います!!
天皇の基本的な説明や、歴代天皇の一覧・系図をお探しの方は、「天皇とは?一覧と系図」へどうぞ。
こちらでは、私の古事記愛にお付き合いください。
ご先祖様をたどると、神話につながる
まず、今の天皇は、日本国憲法で「日本国の象徴」とされています。政治の方針を自分で決める立場ではなく、憲法に定められた国事行為などを行う存在です。
いやいや、そのくらい知ってるよ。だからその『象徴』って何なんだよ。アバウト過ぎだろ。
ですよねー。
「象徴」って言われてもねー。
全然イメージ湧きませんよねーー。
では、ここからは古事記好きの私が、神話の方向へ曲がります。
いや、直進してくれ。
アッ……そ、そうですね……天皇のことが知りたくって、このページにたどり着いたんですもんね…………もっとタイパのいい、端的な説明をお望みですよね?
だが、断るっ!!!
言うと思った。
さてさて。
古事記には、日本の神々のお話と、その子孫として登場する天皇たちのお話が載っています。
そして、その物語の中で天皇のご先祖様をたどると、天照大御神(アマテラスオオミカミ)につながります。
つまり、天皇は神の末裔なのですっ!!!
おお。こちらの要望無視からの、ファンタジー設定か。鋼のメンタルだな。
そう!!!
神様の世界のお話を読んでいたはずなのに、その家族の物語が、人の世界へと続いていく……これぞ、まさに和風ファンタジー!!!!
公式が良すぎる……公式最大手!!!
しかも、今の皇室でも、アマテラスはご先祖の神様として大切に祀られていて……神話の中だけで完結していないんですよ。このつながりっ!!!
え、何?おたく、神様なんて信じてるの???痛い痛い痛い痛い痛いよ~~お母さぁ~ん、ここに頭怪我したオカルト野郎がいるよぉぉぉ!!!!
いや、ばか。ココが一番滾るところだろ。
だって、つまりこれって、アマテラスちゃんが、陛下のおうちにいるってことですよ?
実質、アマテラスちゃんとの同棲……
くそぉぉぉぉ……どこのラノベだよ。早く認知広がって、アニメ化してくれぇぇぇ!!!!
ああ、さっきは「オカルト野郎」とか言ってごめんな。ただの変態だった。
うん、気にしなくて大丈夫。
古事記に出てくる神様を、今の皇室も「ご先祖様」として祀っているんだということだけ、分かっていただければ大丈夫!!!!!
しかも、大嘗祭なんて、実質、アマテラスちゃんとの同伴じゃないですか……アマテラスちゃんと……一緒に……ごはん!!!
ああっ、無理……考えるだけで興奮する。
アフターもぜひご一緒したい……
しかも、神様につながるのは天皇家だけじゃない
さらに、古事記を読んでいて面白いのが、神様をご先祖様とする氏族が、ほかにもたくさん登場することです。
いやいや、いすぎだろ。中二病感染国家か。
本当、古代から恐ろしいよね。日本人の中二思考。
しかも、神様の子孫が代々宮司を務めてる神社もあったりして……あぁっ!! 運営は誰なの? 設定だけでオタク殺すつもりなの???
ああー、そーゆー、由緒正しいおうち的なところの話ね?
いやいやいや。それだけじゃないいですよ、お兄さん。
例えば、「藤原鎌足」って、歴史の授業で聞いたことないですか?その鎌足がもともと属していた中臣氏(なかとみうじ)の祖先神として、古事記に登場するのが天児屋命(アメノコヤネ)です。
アマテラスが天の岩戸に隠れた時、外へ出てきてもらうために、祝詞(のりと)を唱える神様ですね。
春日大社では「天児屋根命」のお名前で祀られ、藤原氏の祖先神としても大切にされています。
え。歴史の授業で出てきた人のご先祖様が、神話に出てるの?
そうなの。そうなの。別ジャンルだと思っていた登場人物が、家系図でつながる、楽しいあれ。
異世界に飛ばされなくても、わが国の公式ですぜ?
ほら。佐藤さん、伊藤さん、加藤さんとか、「全員藤原氏の末裔」って、よくいいますもんね。
当社比、クラスに2~3人神の末裔いる。
一般家庭で、ダヴィンチ・コードできる。
うわ。オレ、友達に佐藤いるんだけど。あいつも神の末裔?やば。
あ、ごめん、佐藤さん、全員が神の末裔とは言わないけどさ……でも、ガチの藤原氏の末裔だったら、古事記的にはそうなりますね!
ちなみに、ウチも藤原氏の末裔らしいんで、気軽に崇め奉ってくれて問題ないです。
あ、それは、結構です。
あら、それは、残念です。
でもまぁ、なんか、こう聞くと、神話が急に身近になりません??
あぁ、そうだな。明日、佐藤に「お前、神の末裔らしいな?草。」っていうくらいは身近になったな。
でしょでしょ?
さっきまで天の上にいた神様が、歴史の教科書の人物へつながって、その先に今を生きている誰かがいるかもしれない。そう考えると、「オラ、ワクワクすっぞ!」ってなりますよね。分かります。
とは言っても、私も現代人なので、「神を信じろ」というより、ご先祖様が崇められるうちに、神様として語られるようになったんだろうなぁ、と思っていますが……
は? なんだよ。つまり、結局は人じゃね?
いや、それはそうなんだけど……
でも、ここでマジレスは違うでしょ。
例えば、ディズ●ーランドのミ●キーを見ている時に、「中の人は?」って聞かれても、今そこじゃないだろっ!!ってなるじゃないですか。それと同じ原理。
あれはミ●キーだから!!
アッ…ウン……わかった……そうだな。あれは●ッキーだったな……
……あれ、読者が視線を合わせてくれない?
いや、気のせいか。
あのアマテラスの物語が、人の世界へ続いていく
で、そのアマテラスって、そんなにエライ神様なの?
はい!
古事記では、神々の世界・高天原(たかまのはら)を治める、中心的な女神です。そう、女神なの……女の子……かわいい……しかも、天皇のご先祖の神様としても、特別に大切にされています。
ただ、エライ神様と聞くと、いつも完璧で、遠くから人間を見下ろしているような姿を想像するかもしれませんが、このアマテラスちゃん、弟のことで悩んだり、岩戸に隠れてしまったりするんですよ。
神々の世界を治める女神なのに、太陽神なのに、もう無理っ!!!って隠れちゃうんですよ。
引きこもりじゃん。
そうなの。そうなの。とっても可愛い神様でね♡伊勢神宮の内宮に祀られているんだけど、コレ語ると終わらないから、あとでうちの古事記も読んでね??(ラノベ風古事記はこちら>)
おっ・・・おぅ。・・・時間があれば。
そして、そのアマテラスの子孫として物語に登場するのが、初代の神武(じんむ)天皇です。
古事記の上巻は神々のお話で、中巻は神武天皇のお話から始まります。神様の子どもや孫を追いかけていたら、いつの間にか天皇のお話になっているんです。
ちなみに、神武天皇の即位は紀元前660年といわれますが、これは『日本書紀』の年代を西暦に置き換えたものが使われています。まぁ、ぶっちゃけ、昔すぎてわかりませんからね!
でも、私がエモいと思うのは、ただ歴史が長いからじゃなくて!!
古事記で読んだ神様たちのお話が、今の皇室につながる「ご先祖様のお話」として受け継がれていることなんですよ。
あぁ。何千年って数字だけに興奮してるわけじゃないのね。
そうそう。いや、長い歴史にも興奮するんだけど。
てか、歴史が長いからこそ、記紀の中だけでも、ご先祖同士が一緒に戦って、その何代も後の子孫同士が、また主君と臣下として支え合ってる……あの人たちの関係が、世代を超えて続いてるって……うわ、ここ繋がってたの!?!?神も!?!?!?って、気付いた時のあの興奮っ!!!!
そんな主従関係、血筋ごと推すしかないだろぉぉぉぉ!!!!!
ごめん、ちょっと、何言ってるのか良く分からない。
古事記読めぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!
神様に祈る、その中に私たちの暮らしもある
お、おう。なんとなくわかった。じゃ、オレはこのへんで。オレ、これから薬屋のひとりごとの最新話を見るという大事な予定があるから。
あ、いやっ!ちょっと待って!! どうせ、ネトフリだろ。時間あるでしょ。
いや、マオマオがオレのこと待ってるから無理ですね。
ごめん。でも、もうちょいだけ!!もう一個だけ!!!これで最後だからっ!!!
ちっ。しょーがねぇな。聞いてやるから簡潔に述べろよな。
私がもうひとつ、いいなぁと思っている天皇のお仕事が、ありましてね?
それが、国の平和や、人々の幸せを祈ることなんです。
今の皇室でも、宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)という、神々やご先祖を祀るお祭りが行われています。
中でも、11月23日に行われる新嘗祭(にいなめさい)では、天皇陛下が、その年に収穫された穀物を、ご先祖をはじめとする神々に供え、感謝し、ご自身も召し上がります。
11月23日って、勤労感謝の日じゃん。
そう。今のカレンダーでは、勤労感謝の日ですね。その日に、宮中では収穫に感謝するお祭りが行われているんです。
そして、古事記の中でも、アマテラスが新嘗のお祭りをする場面が出てきます。
岩戸に隠れちゃう、あのアマテラスちゃんもやってるんですよ。収穫のお祭り。
あぁ、いや、正確には、弟のう●このせいで、直接的な新嘗祭のシーンは古事記にないんですが……
まって、日本神話どうなってんの? どうしたらそうなるの?
時間ないそうなんで、詳細は省きますね。
クソ。一番、気になるところ省きやがった。
こうして、途中で途絶えたり、形が変わったりしながらも、収穫に感謝するお祭りが、今も受け継がれているんです。
神様のお話の中でも、今の宮中でも、「今年も食べ物が実りました。ありがとうございます」ってお祭りをしている。
そう考えると、なんかいいなぁと思いませんか?
うん。今、いい感じのまとめようとしてるかもしれないけど、今のオレの頭の中、う●こでいっぱい。
昔は今ほど食べ物が豊富ではなかったし、まずは毎日、飢えずにご飯を食べられることが、幸せへの第一歩ですから……
スマホだの、AIだの、世の中はものすごい勢いで変わっているのに、私たちは今日もご飯を食べないと生きられない。
そういう、当たり前だけど大事なことを思い出すようで、私はこのつながりが好きなんです。
それから、2016年に、当時の天皇陛下、今の上皇陛下がお気持ちをお話しくださった時にも、国民の幸せを祈ることに加えて、人々のそばで声を聞き、その思いに寄り添うことを大切にしてきたと語られていました。
私はそれを聞いて、祈ることと、実際に人に会いに行くことが、陛下の中ではつながっているんだなぁ、と感じました。
遠い神様のお話を読んでいたはずなのに、気づけば、今を生きている人の幸せを願う話につながっている……
最高にエモくないですか?
ああ……そうだな。結局、天皇がなんなのか良く分からなかったけど、お前の性癖だけは、なんとなく理解できた気がする。
おぉ。それはよかったです!!
神様とのつながりや、日々どんなことを祈っているのかを知ると、ニュースで見る天皇陛下も、今までより身近に感じられますよねぇ。
私にとっては、古事記がそのキッカケでした。
この記事が、皆さんにとっても、神話や天皇を少し身近に感じるキッカケになったら嬉しいです。
ではでは、長々とご清聴ありがとうございました!!
おぅ。暇があったら片手間にラノベ古事記も読んでやるよ。
わぉ。ツンデレか。それとも神か。
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歴代天皇のお名前や系図を調べたい方は、「天皇とは?一覧と系図」もどうぞ!
参考にした史料・解説
『古事記』上巻・中巻、『日本書紀』巻第三(神武天皇)。
國學院大學 古典文化学事業「天児屋命」
春日大社「御本社(大宮)回廊内」
宮内庁「天皇」
宮内庁「主要祭儀一覧」
宮内庁「大嘗祭について」
宮内庁「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」(平成28年8月8日)