日本神話『天岩屋戸 』
須佐之男 の暴走
しかし翌日、
「アマテラス!助けてくれっ!!スサノオが育てた作物を荒らしまくってる!!!」
どうやら早速、問題を起こしたらしい。しかし
「えっ??いや、でも ・ ・ ・ スサノオは見た目によらず、そんな悪い子じゃないのよ? ・ ・ ・
「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ そうかぁ?そうは見えなかったけどな。」
しかし、次の日もまた別の神が部屋に飛び込んで来た。
「アマテラスちゃ~ん ・ ・ ・ どうしよぉ??スサノオくんが田んぼの
「あぁ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ それはきっと畑を作ろうとしているのね!みんなのこと思って ・ ・ ・ いい子でしょ?だいじょぶだいじょぶ。何の問題もないからっ!!!」
「ほんとぉ?? ・ ・ ・ ん~、ま、いっか!」
さらに次の日は ・ ・ ・
「アマテラス!!大変だっっ!!!!スサノオの奴、神殿のそこら中に ・ ・ ・
「ダダッッ ・ ・ ダップン!? ・ ・ ・ ・ ・ ダップ ・ ・ ・ ・ え ・ ・ えっと ・ ・ ・ ・ お ・ ・ ・ ・ ・お酒に酔っちゃったのかなっ??そうねっ!きっとお酒に酔っちゃったのねっっ!それ、ウ●コじゃなくてゲロよ。ゲロ!!大丈夫!なんとかなる。」
「いやぁ、ゲロでもダメだろ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」
このように
しかし、そんなある日 ・ ・ ・
ガラガラ ・ ・ ・ ドタタタタ ・ ・ ・ キャー ・ ・ キャー ・ ・ ・ ドドドドドド ・ ・ ・ ・ ・
「な ・ ・ ・ 何よ?騒がしいわね ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」
「アマテラスっっ!!!&:/}"$;}*+$!"*#|<=+#|\?!÷!!!」
「なっ ・ ・ ・ ・ ・ なにっっ、みんなしてっ!?1人づつ話してくんなきゃわかんないじゃない!!」
すると、一番下で潰れていたインテリ神の
「私が ・ ・ ・ 話しましょう。アマテラス、落ち着いて聞いてください。実は、先ほどスサノオが
「そんな ・ ・ ・ ・ ・ ひどい ・ ・ ・ ・ で ・ ・ ・ ・ ・ でも、スサノオにきっと悪気は無くて ・ ・ ・ 」
「それで ・ ・ ・ ほとんどの
「っ!! ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ う ・ ・ ・ うそ ・ ・ ・ そんな ・ ・ ・ ・ ・ 」
「 ・ ・ ・ ごめんなさい。私がスサノオを放って置いたからこんなことに ・ ・ ・ ・ ・ 」
「いえ、貴方のせいでは ・ ・ ・ 」
「違うっ!!私のせいよっっ!!」
そう叫ぶと
彼女はそのくぼみに
すると、太陽神を失った
「
それまで
天岩屋戸
さて、作戦当日。
「コケーッコッコッコッコケーッッコケーッッッッッ」
日本の元祖アイドルとも言えるウズメは、見た目はとっても可愛いのだが、性格はどちらかというと、バラエティ向きだった。今では芸能の神として祀られている。ウズメが舞台に上ると、
用意した榊(さかき)の木には500個の
そして最後に、
準備が整うと、
「みなさん、お待たせしました。これから、『アマテラスを岩戸から出そう大作戦』を実行します!!」
どうやら、ネーミングセンスは無いらしい。
「チャンスは一度だけ。これに失敗すれば我々に未来はないでしょう。それぞれ事前にお伝えした通りに、よろしくお願いします。・・・では、
コケーッコッコッコッ・・コケーコケー!!!コケーッコッコッコッコケーッッコケーッッッッッ!!!!!!!
「 ・ ・ ・ かしこみ~かしこみ~もまもお~す~~」
うおぉぉぉ!!ウズメたーん!!!可愛いー!!キャーキャー!!!
大音量で演奏される音楽に合わせ、ウズメはステージの桶を足で鳴らしながら激しく舞った。ウズメの服が乱れ、乳房がチラつく度に、神々は歓声を上げる。
ちょ!!見えた!!今、見えたんですけど!!!うおおおぉぉぉ!!!!
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!!!!
一方、
『 ・ ・ ・ ちょっ!えっ!?なに???みんな何を騒いでるの??このニワトリの声は?外は真っ暗のはずなのに・・・私がいなくても朝が来たってこと?』
ワアアァァァ ワアアァァァ ・ ・ ・
歓声が岩戸の中まで鳴り
ワアアァァァ ワアアァァァ ・ ・ ・ ワアアァァァ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「な ・ ・ ・ なんなのよ ・ ・ ・ 外で何が起こってるの???めっちゃ気になる。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ちょっとだけなら覗いても ・ ・ ・ いやでも待て ・ ・ ・ ・ あわてるな ・ ・ ・ これは
そう言いながらも誘惑に勝てなかった
「ね、ねぇ ・ ・ ・ ちょっと、誰か??なんで、みんなこんなに騒いでいるの?」
ウズメはダンスを踊りながら
「あのね、アマテラスちゃんよりもエッラーイ神様が現れたから、みんなでお祝いしてるんだよぉ♪♪」
「えっ ・ ・ ・ そうなの??」
『なんだ ・ ・ ・ 私がいなくても、もう大丈夫なんだ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 。』
自分から閉じこもったものの、
このタイミングを待っていたフトダマとコヤネは、八咫鏡と榊の木を
『眩しっ!! ・ ・ ・ 綺麗な光 ・ ・ ・ 私よりずっと素敵な神様なのね ・ ・ ・ ・ ・ ・ みんなすごいハシャギようだもん。私がヘコんで引きこもってるっていうのに ・ ・ ・ ・ ・ ・ なんか ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ちょっとムカついてきたな。うぅん ・ ・ ・ どんな奴か、顔だけでも拝んでやろうかしら ・ ・ ・ 』
そんな中、ウズメのダンスはクライマックスに差し掛かっていた。もう上半身には衣が無い。正直なところ
「ありっ?? ・ ・ ・ 全部見えちゃった。」
どっっ!!アッハッハッハッハッハッハッハッ!!!!
全裸のウズメを見た
ウズメも、笑いながらさらに舞った。
「えっ??何?何っ??何が面白いの???ギャグセンも高い神様なのっ??」
突然の笑い声に、
『眩しくて良く見えないけど、きっとあれが新しい神様なんだ。女の人っぽいけど ・ ・ ・ どうせ性格ひん曲がった
「今ですっ!」
「よっしゃっ!!」
タヂカラオは、
「キャッ ・ ・ ・ タヂカラオ??何すんのよっっ!?」
「捕まえたぞ、アマテラス。もう戻れねぇ。」
タヂカラオが
「これで、もう中には戻れないよっ!」
「えっ?何なにっ??どーゆうことっっ??新しい神様は??」
その新しい神様が立っていたはずの場所には、コヤネが八咫鏡を持って立っていた。そこには自分の姿が映り込んでいる。
口をポカンと空けて
「ハァ ・ ・ ・ 全部嘘ですよ。貴方が引きこもってから、大変だったんですから ・ ・ ・ 。もうちょっと、自分の立場を理解してもらえませんか?」
アメノウズメが横から割り込む。
「ふふ~、全部ね、
「ちょっっ!!ウズメさん、早く服着てください!!!」
やっと状況を飲み込んだ
「うそ ・ ・ まさか ・ ・ ・ 私のために ・ ・ ・ ・ ・ ?あぁ ・ ・ ・ みんなぁ ・ ・ ・ あぅ~ ・ ・ ・ ごめんなさぃ ・ ・ ・ ・ ごめんなさぁぁぃ ・ ・ ・ ふぇ~~ん ・ ・ ・ 」
うおぉぉ!アマテラスが出て来たぞーー
ワアアァァァ ・ ・ ・ ワアアアァァァァ ・ ・ ・ ・ ・ !!
こうして