日本の神話「古事記」おすすめ本
当サイトの『ラノベ古事記(日本神話編)』がついに書籍化決定しました!!
『古事記』とは、日本神話からはじまる日本最古のの歴史書のコトです。 1300年以上も前の日本人が『国家のプロジェクト』で日本への愛を込めて書いた渾身のギャグ本。しかも、下ネタまみれ(笑)
でも、ユル〜い内容にも関わらず、古い書物なので言葉遣いが難しくて、なんだか読みづらい印象をお持ちの方も多いはず。そんな古事記を当サイトの『ラノベ古事記』では、現代の価値観に合わせて読みやすく意訳しています。
ありがたいことに、以前よりたくさんの方から書籍化のご要望をいただいておりましたが、この度ついに『ラノベ古事記』が、KADOKAWA様より出版することになりました!!
古事記をはじめて読む方や、何度も挫折をしている方にオススメの一冊になっております。また、当サイトでラノベ古事記を読破いただいた方でも楽しんでいただけるように、大幅加筆をして古事記への愛を詰め込みました☆
サイトのラノベ古事記はなるべく飾らず古事記本来のニュアンスを大切に、書籍のラノベ古事記はもっとディープな世界観が伝わるように、想いを込めております^^♪
日本人が日本人であるための基本的な知識なのに、意外と知らない『古事記』。 少しでも多くの方に手に取っていただき、私と一緒に古事記沼にハマっていただけたら嬉しいです♡
みなさまからいただいたご感想
ラノベ古事記のサイトに寄せられた感想の一部をご紹介!
YA様
面白すぎてすぐ読破しました(笑)
TT様
古事記ってお堅いのかと思っていましたが、意外にも人間くさい物語で面白かったです。ありがとうございます。
MS様
面白すぎて一気に読んでしまいました!途中ボロ泣きしました(笑)
もう古事記大好きです。これまでなんとなく好きだった神社めぐりももっと好きになれそうです。日本史が苦手な人にもこれはぜひ読んでもらいたいですね。本当にありがとうございました!
HM様
小難しい解説書のお供として読ませていただきました。むしろこっちの方が分かりやすくて助かりました。
HS様
『O・MO・SHI・RO・I』
AT様
旦那からこのサイトを教わってから二日で読破。
古事記と日本書紀は平仮名と読み仮名つき漢字が読めるようになった頃からの愛読書で、かれこれ50年くらいの付き合いになります。ホントに奥が深くて面白くてエロいんだけど、こんなに身近な文体にしてくれる人は初めて。素晴らしいです!!
これをこのまんまの雰囲気で岸本斉史さん辺りが絵にしてくれると嬉しいかも・・・
私ももうすぐ還暦、久々に面白おかしく楽しませていただきました。ありがとうございます。
MK様
すごく楽しく読めました。ありがとうございました!高校生の息子にも薦めたら読んでいるようです( *´艸`))
MK様
凄く面白かったし分かりやすかったです。何度も声を出して笑いました。
出雲のラジオに作者さんが出ておられるのを旦那さんが聞いて、こんなサイトがあると教えてもらいました。書籍化などしてほしいです!
IN様
いや〜。神々の人間臭さ、現代との道徳観の違いが、古事記の面白さだと周りに勧めてはいましたが、、、。こんな切り口があったとは。
しかも内容は堅実?だし。是非、ラノベか漫画化をして広めてください。絶対買います。
NA様
とても面白く、読みやすかったです。
書籍化希望の声は既にあるようなので、アニメ化を希望しときます。
などなど、ありがた〜い感想をたくさんいただいております!ご要望のひとつだった書籍化を叶えることができてとても嬉しいです^^♪
ネットの世界から、本という形になることができた『ラノベ古事記』。みなさまにも手にとっていただけたら最高に幸せです♡
古事記おすすめ本
ラノベ古事記の他にも、古事記の現代語訳にはたくさんの素敵な本があります!ただその反面、選ぶのが大変な古事記。私が個人的に好きなおすすめの古事記本をまとめましたので、少しでも参考になれば幸いです。
小説
古事記でおすすめの『漫画』をお探しの方はこちらから。
現代語古事記(決定版)
竹田 恒泰
【レベル】中級者向け
【おすすめ度】★★★★★
【感想】明治天皇の曾孫にあたる、竹田 恒泰さんの現代語訳です。とても分かりやすく、細かいところまで気をつかって現代語訳されてるな。という印象を受けました。
「ナゼ現代の私達に古事記が必要なのか。」ってところを丁寧に説明されているので、納得して読み進める事ができます。
ただ、このシリーズ、すごくいっぱいあるので、購入する時は注意してください。「神話編」「天皇編」「神話と天皇、2つまとめたやつ」「完全講義」の4種類が出ているので、買う時ややこしいです。リンクは、「神話と天皇、2つまとめたやつ」です。
古事記をはじめて読む方には、現代語訳の部分がカタくて読みづらい箇所もあると思うのですが、解説がうまいので、ついつい引き込まれてしまいます。
日本がもっと好きになります。
古事記完全講義
竹田 恒泰
【レベル】中級者向け
【おすすめ度】★★★★☆
【感想】上の古事記が読めたら、ぜひこちらも読んで欲しいです。これは古事記ではなくて、解説書です。講義の内容を書籍にしているので、話し言葉でとっても読みやすかったです。
考え方は右寄りですけど、『まぁ、親戚だもんね。そこらへんはご愛嬌で。』ってくらいの右寄り具合です(笑)
とっても分厚いのですが、休日に一日で読めてしまいました。上記の「現代語古事記(決定版)」を教科書代わりに話を進めているので、古事記マスターになりたい方はセットで読んで欲しい本です。
古事記
池澤夏樹
【レベル】中級者向け
【おすすめ度】★★★★★
【感想】下でオススメしている「古事記現代語訳」の著者、福永 武彦さんの息子さんが書かれたとのことで、発売日に購入しました!親子二代に渡って古事記の現代語訳をされるなんて、とっても素敵ですよね♡
文章は読みやすいように工夫されていて、上段に現代語訳。下段に解説が書かれています。上段の現代語訳だけなら1日でサラッと読めてしまいます。
竹田 恒泰さんよりもニュートラルな視線で書かれてるから、『日本、LOVEっっ!!!』のテンションが苦手な方は、こっちの方がいいと思います(笑)
「太安万侶が古事記で伝えたかったことをなるべく忠実に伝えたい」という強い想いが、すごく伝わってきました。現代語訳の美しさで言えば竹田 恒泰さんの古事記より綺麗です。なにより、本がオシャレ。
他の古事記で「他の人もこう訳してるし、こうでしょ?」って深く考えずに訳されてる箇所も、原文と日本書紀を読み込んで、より古代の考えに近いニュアンスの訳を意識されているなぁと感じました。解説は波の立たない一般論を採用している印象です。たまに解説じゃなくて、ただの感想が入っているところがまた愛おしい♡
解説が魅力的なのが竹田 恒泰さん、現代語訳が魅力的なのが池澤 夏樹さんというのが感想で、甲乙つけがたく・・・2冊とも大好きです♡
現代語訳 古事記
福永 武彦
【レベル】初級者向け
【おすすめ度】★★★★★
【感想】池澤夏樹さんのお父さんが書いた現代語訳です。原書をやさしく現代語訳してくれたので、とっても読みやすいです。難しい言葉をなるべく使わないように、分かりやすいようにと、すごい気遣いされて書かれています。
そのかわり、難しい単語を全部、崩して書いているので、ボリュームはけっこうあります。と言っても、ハリーポッターが読破できれば、読める量です。
無駄な解説が一切無くて、読んだ後の考えを全部、読者にゆだねてくれるところが特に好きでした。
人生が変わる古事記
小出一冨
【レベル】初級者向け
【おすすめ度】★★★☆☆
【感想】古事記のストーリーよりも、日本人の考え方について現代風に解説した本です。内容は神代のみ。
とても分かりやすく書かれていて、読み終わった時に『日本人に生まれてよかった〜♡』と、なんだか、ほっこりする内容でした。
小説はあまり読まないけど、自己啓発本ならよく読むという人には、この本が一番読みやすいと思います。
古事記ゆる神様100図鑑
松尾 たいこ (著), 戸矢 学 (監修)
【レベル】初級者向け
【おすすめ度】★★★☆☆
【感想】この本は、古事記じゃなくて図鑑です。オールカラーでとってもわかりやすい!!一応、古事記の神話の部分がざっくり最初にまとめられてます。なので、古事記の内容はそこそこに、神様の詳細がいろいろ知りたい!って方に一番おすすめの本です。
最初から「全部読もう!!」って気張らなくても、気が向いた時にパラパラ開いて。「へぇ〜」って思ったり、「きゅーん」ってしたりできます。
かわいすぎます。
神様だけじゃなくて、神社もゆるく紹介してます。
旅に出たくなります。
眠れないほど面白い『古事記』
由良 弥生
【レベル】中級者向け
【おすすめ度】★★★☆☆
【感想】由良 弥生さんは「大人もぞっとするグリム童話」で有名な人です。ちゃんと物語になっていて、とっても読みやすかったです。忠実さより、読みやすさを優先して書かれているため、小説をよく読む人にオススメです。
とんでもなく面白い『古事記』
斎藤 英喜
【レベル】初級者向け
【おすすめ度】★★★☆☆
【感想】情報量は少ないけど、「常識として古事記の概要は抑えておきたい」って人には十分な内容です。「文章読むのは自信がないけど、漫画よりは文字で読みたい。」「何度も挫折してるから、とにかく最後まで読みたいんだ!!」って方におすすめ。イラストもついていて読みやすいです。
古事記
倉野 憲司
【レベル】上級者向け
【おすすめ度】★★☆☆☆
【感想】この本こそが、日本人に「古事記」=「難しい」の公式を植え付けた最大の原因だと思います。
原文と現代語訳が載ってます。読むの辛かったです・・・・本当に辛かった。。。。
でも、コンプしましたよ!!愛で乗り切りましたよ!!!
やっぱり最後には押さえておきたい一品ですw
古事記・日本書紀 (歴史がおもしろいシリーズ!)
多田 元
【レベル】上級者向け
【おすすめ度】★★☆☆☆
【感想】「歴史がおもしろいシリーズ!」とか言いながら、ぜんぜんおもしろくなかったですw イラスト付きの教科書のイメージ。
でも、辞書としてとっても便利でした!!
古事記、日本書紀関連のオススメ本とか、観光地とか、サイドの情報が満載なので、読み物というより、資料としてオススメです!
漫画
まんがで読む 古事記
竹田 恒泰
【レベル】初級者向け
【おすすめ度】★★★★★
【感想】文章が苦手な方は、この本が一番いいと思います。上で紹介した竹田さんが監修している漫画です。これなら絶対読めます。しかも、解説が安心。
子供でも読めるので、全国のお母さんには、ゼヒゼヒお子さんに読ませていただきたいです。そして、自分で読んでも面白いです!!
内容は神代+ヤマトタケル。
ぼおるぺん古事記 (一)天の巻
こうの 史代
【レベル】中級者向け
【おすすめ度】★★★★★
【感想】これ、めちゃめちゃよかったです!!!古事記のホントの太安万侶(本居さん?)の原書を漫画にしてお届けしてくれます。
しかも、コレ、全部ボールペンで書いたっていうから驚き!!1300年前の言葉なので、ちゃんとは読めませんが、イラストが分かりやすいからすらすら読めてしまいます。
内容は、天地開闢から八岐大蛇退治まで。
ただし、一番最初に買っても、チンプンカンプンかもしれません・・・。最初は、竹田さんの「まんがで読む古事記」が先が良いと思います。ハマったらゼヒこれも!!
ぼおるぺん古事記 (二): 地の巻
こうの 史代
【レベル】中級者向け
【おすすめ度】★★★★★
【感想】オオクニヌシさまぁーヽ( ´ ∇ ` )ノカッコイイ!!
上のシリーズの二巻。
好きです。好きすぎます。
内容は、
ぼおるぺん古事記 三: 海の巻
こうの 史代
【レベル】中級者向け
【おすすめ度】★★★★★
【感想】三巻。ニニギから、山幸&海幸まで。
ニニギがかわいすぎる。あほすぎる。とにかく大好き。
天皇も描いてくれないかな・・・
せめて神武だけでも[壁]_・)チラッ
欲を言えば、垂仁と、たけるんと、仁徳と、雄略もぜひに・・・
古事記 -まんがで読破
太安万侶
【レベル】初級者向け
【おすすめ度】★★★★☆
【感想】この本は、また違った方向の日本愛を感じました。本当に古事記好きな人が、分かりやすいように特に伝えたいことだけに集中して、コンパクトにまとめたんだなぁ〜って印象。
神々の誕生のところが特に詳しく書かれていたので、後の天皇らへんはおまけ程度です。他の古事記には無い現代っぽい解釈がまた面白かったです。
超楽! 古事記
庭猫 もる
【レベル】初級者向け
【おすすめ度】★★★☆☆
【感想】この本は「漫画でも、デスノートは文字が多くて読めない。」ってくらいに文字が苦手な人にオススメです。
ていうか、すごい神ラブの方向性に同じものを感じたんですけど。。。もるさん・・・・お友達になりたい・・・古事記の神萌えについて語り合いたいって思いました。
竹田さんの漫画古事記がダメでも、これなら絶対読めます。
数ある古事記本の中で、一番簡単。
しかも、上巻をちょっと越境して、神武の即位まで書いてくれてるところにまた愛を感じました。
古事記(KOJIKI)シリーズ 古事記ってけっこうひどい?
父・スサノオ編
seidamari
これ、めっちゃかわいい。もぅ、スサパパだいすき!!きゅんきゅんする!!!絵本です。何度も挫折された方、安心してご購入くださいwww
何冊かシリーズが出ているので、セットでぜひに♪♪
まんがとあらすじでわかる古事記と日本書紀
坂本 勝
【レベル】初級者向け
【おすすめ度】★★☆☆☆
【感想】わかりやすい・・・・・・わかりやすいんですけど、古事記ラバーとしては日本書紀と一緒にされてモヤモヤが・・・・日本書紀の解説書としてならおすすめです。
古事記が好きすぎて、日本書紀との境目が曖昧に説明されてるタイプの本を読むのが辛いです。←重症患者。
ちなみに、漫画も付いていますが、基本文字です。
五月女ケイ子のレッツ!!古事記
五月女 ケイ子
【レベル】初級者向け
【おすすめ度】★★☆☆☆
【感想】何も考えず、絵だけ見るにはアリだと思います。なんとなく古事記の流れはわかります。ちゃんと古事記を読みたい方にはあまりおすすめできないですが、五月女 ケイ子さんの画集としてはとってもかわいいです。
ついでに古事記の内容もなんとなくわかっちゃう。ってくらいのテンションで読める作品です。
萌ゆる古事記
鈴木 ドイツ
【レベル】初級者向け
【おすすめ度】★★☆☆☆
【感想】可愛かったです。古事記を元ネタにした、お台場で売ってる薄い本ってイメージ。男性向け。お好きな方は入門書としていいかも。
ただ、美少女萌えだけじゃ設定や解説に無理があった気が・・・・だって原作の女でキャラ立ってるのイザナミとアマテラスとウズメくらいなんだもん・・・・まずは、好きなジャンルから知識を得たいって方におすすめです。
ところで、誰か美男子萌えで「萌ゆる古事記」やってくれないですかね。
当サイトでは古事記をラノベ風にまとめました。
古事記は、神様すら存在しなかったくらい大昔にはじまった「日本の歴史」をまとめた歴史書です。
ただし、歴史書と言っても、「あからさまにギャグだろ・・・」という内容も多く、「本当に大の大人が天皇の命令で真剣に書いたのか??」と疑いたくなるくらい、ツッコミどころ満載の書物でもあります(笑)
「黄泉の国」「天岩屋戸」「八岐大蛇退治」「因幡の白兎」「ヤマトタケル」などなど。小さい頃に聞いたことがあるお話しも多いはず。
実は、これらが繋がったひとつの歴史の一部として、古事記に書かれているのです。
当サイトでは、古事記の現代語訳をラノベ風にした文章をまとめています。興味のある方は、そちらもご覧いただけたら、喜びますヾ(o´∀`o)
※ なお、当サイトの古事記は初心者向きですが、『おもしろさ』と『読みやすさ』と『萌え』だけを追求して書いたため、登場人物が全員キャラ崩壊しています。「それでも問題ないよ★」っていう優しい方のみお付き合いいただければ幸いです。
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