古事記の原文『スサノオの暴走』

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『スサノオの暴走』の原文

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原文の概要

天武天皇

天武天皇

高天原に入ることを許されたスサノオは、イタズラを繰り返す。悪さは機織女が死ぬ事態にまで発展し、アマテラスが岩屋戸に隠れてしまう。

安万侶

安万侶

死人まで出るなんて、イタズラにしてはひどすぎますね。

天武天皇

天武天皇

そりゃ隠れたくもなるわな。

天武天皇

天武天皇

弟を入れたことに責任を感じてか、目にしたことの恐ろしさからか ・ ・ ・

安万侶

安万侶

アマテラスの気持ち、考えてみます。

原文&読み下し文

スサノオ

【原文】稗田阿礼

【原文】稗田阿礼

於勝佐備、離天照大御神之営田之阿、埋其溝、亦其於聞看大嘗之殿、屎麻理散。

【読み下し文】藤原不比等

【読み下し文】藤原不比等

かち さびに、天照大御神の 営田 つくだ はな ち、その みぞ うづ め、またその 大嘗 おほにへ こしめす 殿 との くそ まり散らしき。

【原文】稗田阿礼

【原文】稗田阿礼

故、雖然為、天照大御神者、登賀米受而告、如屎、酔而吐散登許曽我那勢之命、為如此。

【読み下し文】藤原不比等

【読み下し文】藤原不比等

かれ 然為 しかす れども天照大御神は とが めずて りたまひしく、「 くそ すは、 ひて吐き散らすとこそ、 汝弟 なせ みこと 、かく つらめ。

【原文】稗田阿礼

【原文】稗田阿礼

又離田之阿、埋溝者、地矣阿多良斯登許曽我那勢之命、為如此登詔雖直、猶其悪態不止而転。

【読み下し文】藤原不比等

【読み下し文】藤原不比等

また田の を離ち、溝を埋むるは、 ところ あたら しとこそ、 汝弟 なせ の命、かく つらめ。」と なほ したまへども、なほその悪しき わざ まずて うたて ありき。

【原文】稗田阿礼

【原文】稗田阿礼

天照大御神、坐忌服屋而、令織神御衣之時、穿其服屋之頂、逆剥天斑馬剥而、所堕入時、天服織女見驚而、於梭衝陰上而死。

【読み下し文】藤原不比等

【読み下し文】藤原不比等

天照大御神、 忌服屋 いみはたや して、 神御衣 かむみそ らしめたまひし時、その 服屋 はたや むね 穿 うが ち、 あめ 斑馬 ふちこま 逆剥 さかは ぎに ぎて おと し入るる時に、天の 服織女 はたおりめ 見驚きて、 陰上 ほと きて死にき。

【原文】稗田阿礼

【原文】稗田阿礼

故於是天照大御神見畏、開天岩屋戸而、刺許母理坐也。

【読み下し文】藤原不比等

【読み下し文】藤原不比等

かれ ここに天照大御神 見畏 みかしこ みて、 あめ 岩屋戸 いはやと を開きてさし こも りましき。

『系図』高天原の八百万の神々:タカミムスビ、オモヒカネ、アメノウズメ、アメノコヤネ、フトダマ、タヂカラオ、イザナギ、三貴神:アマテラス、ツクヨミ、スサノオ

用語解説

安万侶

安万侶

かちさびって??

天武天皇

天武天皇

さぶは、そのものらしい態度のことだから、勝ちにまかせてって感じかな。

安万侶

安万侶

大嘗おおにえこしめす殿とのって??

天武天皇

天武天皇

収穫された新米とかの穀物を食べるための祭殿だよ。新嘗祭って聞いたことない?

安万侶

安万侶

陛下も毎年やってらっしゃる、宮中行事でしょ?

天武天皇

天武天皇

そうそう。その年にとれた穀物を神に供えて、自分も食べて感謝するんだ。

安万侶

安万侶

ところをあたらしとこそって??

天武天皇

天武天皇

土地が惜しいからってこと。

安万侶

安万侶

うたては??

天武天皇

天武天皇

ますますって意味。悪さがさらにひどくなったわけだな。

安万侶

安万侶

忌服屋いみはたやは??

天武天皇

天武天皇

清められた機織り部屋だよ。

安万侶

安万侶

神御衣かむみそは??

天武天皇

天武天皇

神に奉る服のこと。

安万侶

安万侶

斑馬ふちこまは??

天武天皇

天武天皇

まだら模様の馬ね。

安万侶

安万侶

逆剥さかはぎって??

天武天皇

天武天皇

皮を尾のほうから逆に剥いでって意味。畔放あはなち溝埋みぞうめ糞戸くそへ逆剥さかはぎはどれも、大祓詞おおはらえのことばにある天つ罪だよ。

安万侶

安万侶

は??

天武天皇

天武天皇

機の横糸を通すための道具だよ。

安万侶

安万侶

天の岩屋戸いわやとは??

天武天皇

天武天皇

高天原にある岩窟のこと。

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監修:春比等 Site:いまどき風土記
イラスト:駒碧 Site:わたり雪

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