古事記の原文『ニニギの誓約』
『ニニギの誓約』の原文
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原文の概要
天武天皇
サクヤビメが身ごもるが、ニニギは自分の子ではないと疑う。サクヤビメは、火をつけた家で出産し、無事であればニニギの子であるという誓約をする。無事に三つ子が生まれ、疑いを晴らす。
安万侶
うわぁ ・ ・ ・ デリカシーなさすぎ ・ ・ ・
天武天皇
な。
天武天皇
東南アジアには、産婦さんの部屋に火を焚く習慣があるとか。
天武天皇
もしかしたら、古代日本の文化交流はそこまで広かったのかもな。
原文&読み下し文
【原文】稗田阿礼
故、後木花之佐久夜毘売、参出白、妾妊身、今臨産時。是天神之御子、私不可産。故、請。
【読み下し文】藤原不比等
【原文】稗田阿礼
爾詔、佐久夜毘売、一宿哉妊。是非我子、必国神之子。
【原文】稗田阿礼
爾答白、吾妊之子、若国神之子者、産不幸。若天神之御子者幸。即作無戸八尋殿、入其殿内、以土塗塞而、方産時、以火著其殿而産也。
【読み下し文】藤原不比等
【原文】稗田阿礼
故、其火盛焼時、所生之子名、火照命。(此者隼人阿多君之祖。)
【原文】稗田阿礼
次生子名、火須勢理命。次生子御名、火遠理命。亦名、天津日高日子穂穂手見命。(三柱)
用語解説
天武天皇
こっそりとってこと。
天武天皇
たった一夜の性交で妊娠したのか?って聞いているんだ。
天武天皇
『
天武天皇
出入口のない大きな家のこと。
天武天皇
八尋殿は前にも出たな。
天武天皇
火が光るくらいの意味だな。
天武天皇
火が燃え進むって意味。
天武天皇
火の勢いが衰えるって意味の名前。
天武天皇
火が出るって意味。
天武天皇
あるいは、火が出るように稲穂が実るとも取れるな。