古事記の原文『市辺之忍歯王』
『市辺之忍歯王』の原文
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原文の概要
天武天皇
オオハツセは、カラブクロから近江にある良い狩り場を教えられる。オオハツセはオシハを誘ってその狩り場へ行く。オオハツセとオシハは、それぞれ別の仮宮を作って宿泊する。
安万侶
まだ何も起こってないのに、嫌な予感しかしないです。
天武天皇
最初から何か企んでいたのかは、わからないけどな。
天武天皇
ちなみに日本書紀にも同じ話があるんだが、こっちははっきりと騙して誘ったと書かれているんだ。
原文&読み下し文
【原文】稗田阿礼
自茲以後、淡海之佐佐紀山君之祖、名韓袋白、淡海之久多綿之蚊屋野、多在猪鹿。其立足者、如荻原、指挙角者、如枯樹。
【読み下し文】藤原不比等
これより
【原文】稗田阿礼
此時相率市辺之忍歯王、幸行淡海、到其野者、各異作仮宮而宿。
【読み下し文】藤原不比等
この時
用語解説
天武天皇
滋賀県蒲生郡日野町あたりとか、滋賀県愛知郡愛荘町上蚊野あたりとかいわれているな。